シェイプヒーローファクトリーのプレイが続いていて、特にかけることもなかったのでしばらくブログの更新が空いてしまいました。
今回は、普段やっているレビューや攻略とは違った事を書いてみようかという試みをしてみます。
「テイルズ オブ」シリーズが30周年を迎え、公式の「リマスタープロジェクト」も進行中ですね。『グレイセス エフ リマスター』『エクシリア リマスター』と発売が続いていて、ファンとしては嬉しい流れです。
そんな中で今回は、完全に自分の独断と偏見で「この3本をリメイクしてくれ」という記事を書きたいと思います。
異論は大いに認めます。でも、ここに挙げる3作品には本当に特別な思い入れがあるので、熱量多めで語らせてください。
リメイクとリマスターの違いは自分でもよくわかっていなかったので、調べた上で一応補足しておきます。
「リマスター」はグラフィックの解像度向上や便利機能追加が中心で、ゲームの中身は基本そのまま。「リメイク」はグラフィック・戦闘システム・シナリオなどを一から作り直す、ほぼ新作と言ってもいいレベルの作品です。テイルズでいえばPS2版の『デスティニー』がリメイクの好例で、あの完成度を見ると「他の作品もリメイクしてくれたら……」と夢が広がりますね。
1. テイルズ オブ エターニア(2000年 / PS)
僕の中でのテイルズシリーズ原点
まず最初に挙げたいのが、エターニアです。2024年のインサイドによるアンケートでリマスター希望第1位(512票)を獲得した作品でもあるので、ここに関しては「独断」というより「みんなの総意」に近いかもしれません。
でも、自分にとっても間違いなく特別な一本なので、あえて入れちゃいます。
エターニアの何が好きかって、すべての要素のバランスが異常に良いんですよね。ストーリー、キャラクター、戦闘、探索、料理、スキット。テイルズシリーズの魅力って「これら全部がちゃんと面白い」ことだと思っているんですが、エターニアはそのお手本のような作品です。
インフェリアとセレスティアという二つの世界を行き来する冒険は、当時プレイした時にワクワクが止まらなかった記憶があります。地上世界のインフェリアから空を見上げると、そこにもう一つの世界セレスティアが見える。
キャラクターもみんな魅力的で、リッドの普段は飄々とした感じだが実際大事な場面では熱くなる所とか、メルディが独自の言語で話すところから徐々に仲間と打ち解けていく過程とか。特にメルディの言語の壁を越えたコミュニケーションの描写は、今振り返っても「異文化交流の物語」として丁寧に作られていたなと感じます。
キールももちろん好きだよ!
戦闘の爽快感もシリーズ初期作品の中ではトップクラス。2D戦闘ならではのテンポの良さがあって、雑魚戦でもサクサク楽しい。料理システムやスキットの掛け合いも絶妙で、「安心して最後まで楽しめるテイルズ」という安定感と、終盤の展開の意外性がしっかり両立されています。
秘奥義の楽しさもこの作品からなのかな?奥義の使用カウントで使いやすくなる所も覚えています。
リメイクでは、出来れば2D戦闘のまま進化してほしい
正直、エターニアに関してはリマスターでも十分嬉しいです。でもリメイクなら、あの二つの世界の対比を現代のグラフィックで描いてほしい。インフェリアの穏やかな風景とセレスティアの異質な空気感。あの「世界が二つある」というスケール感を、今の表現力で体験してみたいんです。
2D戦闘をそのまま活かしてグラフィックだけ一新する方向でも良いですが、エターニアの「バランスの良さ」は崩さないでほしいです。
あとは、ミニゲームの充実度も当時からかなり高かった作品なので、そこも現代風にアレンジして残してくれたら嬉しいですね。
個人的には、エターニアは「初めてテイルズを人に勧める時にどれを選ぶか」と聞かれたら、迷わず名前を出す一本です。だからこそ、現行機で遊べないという現状がもどかしい。
リメイクされたら一度自分がプレイした上で、テイルズ未経験の方にも勧めてみたいですね。
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2. テイルズ オブ リバース(2004年 / PS2)
テイルズの中でも「大人向け」の物語だと思っている
次はリバースです。ここからが本格的に「独断と偏見」ゾーンかもしれません。
リバースは、シリーズの中でも評価が大きく分かれる作品です。
戦闘の難易度が高くて挫折した人も少なくないと聞きますが、個人的にはリメイクで蘇らせてほしいんです。
この作品が扱っているのは、ヒューマ(人間)とガジュマ(獣人)という二つの種族の間にある差別と対立。テイルズシリーズの中でもトップクラスに重いテーマですが、それを冒険RPGのフォーマットの中で描ききった力量がすごい。主人公ヴェイグたちが種族の壁にぶつかりながらも、自分なりの答えを探していく過程は、大人になった今だからこそ余計に沁みるものがあります。
キャラクターも一人ひとりがしっかり「自分の信念」を持っていて、それがぶつかり合うからこそドラマが生まれる。ヴェイグとクレアの関係性はもちろんですが、ティトレイの陽気さの裏にある葛藤とか、ユージーンの過去とか、仲間たちの背景を知るたびに物語への没入感が増していくんですよね。
戦闘も独特です。3ラインを切り替えながら戦う「3ライン・リニアモーションバトルシステム」に、RG(ラッシュゲージ)とFG(フォルスゲージ)の管理を組み合わせた奥深いシステム。慣れるまでは正直キツいです。でも、ハマった時の「この戦闘でしか味わえない快感」がたまらない。他のテイルズとは明らかに違う手触りがある作品です。
当時プレイしていた時は、回復するのがなかなかできなくて厳しい…と慣れるまでは感じていました。
回復キャラっぽいアニーに回復を任せていた記憶があります。
リメイクで見たい姿
リバースが抱えている最大の問題は、「名作なのにプレイした人が少なすぎる」ということだと思っています。
PS2とPSPでしか遊べない上に、戦闘の難易度が初心者を跳ね返してしまう。
これがリメイクで改善されたら、評価が一変する可能性を秘めた作品だと本気で思っています。
難易度の調整オプションを充実させて間口を広げつつ、あのシナリオを現代のグラフィックと演出で描き直す。
種族間の差別や対立というテーマは、むしろ今の時代にこそ響くメッセージだと思いますし、リメイクで新しい層に届けてほしい。
欲を言えば、フォルスキューブ関連のやり込み要素も充実させてくれたら完璧です。あと、リバースはパーティチャットの内容が地味に良いんですよね。仲間同士の何気ない会話の中に、種族問題への向き合い方がそっと滲んでいて。
ああいう細かい積み重ねが、このゲームの物語を豊かにしているんだと思います。リメイクではそういった会話をもっとフルボイスで聴きたい。
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3. テイルズ オブ レジェンディア(2005年 / PS2)
戦闘の面白さだけ良くしてくれれば…と当時プレイしながら思っていた
最後はレジェンディアです。
レジェンディアはテイルズシリーズの中でも異色中の異色作です。「絆が伝説を紡ぎだすRPG」という肩書きの通り、巨大な遺跡船を舞台に、仲間たちとの絆を丁寧に描いた作品。ただ、戦闘システムが他のテイルズと比べてシンプルすぎるとか、テイルズらしさが薄いとか、発売当時はいろいろ言われた作品でもありました。
それでもこの作品をリメイク候補に入れる理由は、大きく二つあります。
一つは音楽。作曲を担当した椎名豪さんの仕事がとにかく凄まじい。
オーケストラ演奏とボーカルをふんだんに使った楽曲群は、ゲーム音楽の域を超えています。
レジェンディアのサントラは「ゲーム音楽史上最高峰」と評する人もいるほどで、実際にゲーム音楽専門のオーケストラコンサートでも演奏されたことがあります。
もう一つは、本編クリア後に始まる「キャラクタークエスト」。正直に言うと、レジェンディアのメインストーリーは構成にやや粗い部分があります。
でも、キャラクエストで描かれる各キャラクターの過去や葛藤、そしてそこからの成長は、シリーズ全体で見ても屈指の完成度です。
各キャラクエストのラストに入るアニメーションシーンの演出も素晴らしく、ここでボロ泣きしたプレイヤーは自分だけではないはずです。
レジェンディアは「メインシナリオだけ見ると粗があるけど、キャラクエストと音楽が異次元の輝きを放っている」という、とてもアンバランスな魅力を持った作品なんです。だからこそリメイクで化ける余地がものすごくある。
セネルとシャーリィの関係を軸にしたメインストーリーも悪くはない。
それ以上にキャラクタークエストで語られる仲間たちが抱える問題も、一筋縄ではいかない重さがあって、キャラクエストを全員分クリアした後の達成感と余韻はテイルズシリーズの中でもトップクラスだと個人的には思っています。
リメイクで見たい姿
戦闘システムを根本から作り直して、テイルズらしい爽快感のあるバトルにしてほしい。原作の戦闘は決して悪くはないんですが、同時期のアビスやリバースと比較するとどうしても見劣りしてしまう部分がありました。リメイクで戦闘が生まれ変わったら、作品全体の評価もガラッと変わるはずです。
メインシナリオの構成も、キャラクエストとの繋がりをもっとスムーズにして、最初から最後まで一気にプレイできる作りにしてくれたら理想的です。原作では本編をクリアしてからキャラクエストに入る構成でしたが、メインストーリーの途中にキャラクエストが自然に組み込まれるような形にリニューアルしてくれたら、物語の体験としてはるかに良くなるのではと思います。
流石にキャラクタークエストをメインに組み込むのは難しいかな…それでも戦闘面だけ改善したリメイクをずっと待っています。
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なぜこの3本なのか──共通点を考えてみた
記事を書きながら気づいたんですが、この3作品にはいくつかの共通点があります。
まず、どれも現行機で遊ぶ手段がないということ。エターニアはPSとPSP、リバースはPS2とPSP、レジェンディアに至ってはPS2のみ。リマスターすら出ていない作品もあり、「遊びたくても遊べない」状態が続いています。これはシリーズにとって大きな損失だと思います。
次に、「リマスターではもったいない」ポテンシャルを持っているということ。エターニアの二つの世界、リバースの重厚なテーマ、レジェンディアの音楽と物語。どれも、解像度を上げるだけでは真価を発揮しきれない部分がある。作り直すことで初めて、当時の開発者が本当にやりたかった表現に近づけるのではないか。そんな期待を抱いてしまうんです。
そして、どれも「刺さる人にはとことん刺さる」タイプの作品だということ。ファン人気ランキングの上位常連とは言いがたいかもしれませんが、好きな人の好きの度合いが尋常じゃない。「テイルズで一番好きな作品は?」と聞かれてこの3本のどれかを挙げる人は、たいていめちゃくちゃ熱く語り始めます。
まとめ|せめて昔の作品も現行機で遊べるようになって欲しい
完全に独断と偏見で3本選びましたが、後悔はまったくありません。むしろ書いていて改めて「やっぱりこの3本が好きだな」と再確認しました。
テイルズシリーズの30周年は、過去作品を振り返るにはこれ以上ない機会です。リマスタープロジェクトが進むのは本当にありがたいことですが、その先に「リメイク」という選択肢もあるんだということを、一ファンとして声に出しておきたかった。特にこの3作品には、リメイクで「もう一段上」に行けるだけの力があると信じています。
もちろん、完全新作の開発が進んでいるという公式のアナウンスも楽しみにしています。
でも、新作と過去作のリメイクは競合するものではなく、どちらもシリーズの未来を豊かにしてくれるはず。
皆さんの「リメイクしてほしいテイルズ」はどの作品ですか? アビス派の方もシンフォニア派の方も、ぜひコメントやSNSで教えてください。テイルズファン同士で語り合えたら、それが一番嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また何かしらの記事が更新された際は、見に来てもらえると幸いです。




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